SONYよりFE12-24mm F2.8 GMが2020年7月8日に正式発表されました!
Eマウント用にの超広角レンズも一気に充実してきたので、F2.8通しの超広角ズームレンズ4機種を一挙に比較したいと思います。
シグマの24-70mm F2.8 DG DNが発売されました。これでEマウント用のF2.8通しの標準ズームの選択肢はソニー純正、タムロン、シグマと3社が出揃い、一気に充実しました。Eマウントユーザーにとってはとても嬉しい状況[…]
ついにタムロンからEマウント用望遠レンズTAMRON 70-180 F/2.8 Di Ⅲ VXDが発売されました。これでタムロンのEマウント用大三元レンズが勢揃いしました。[sitecard subtit[…]
SONY FE 12-24mm F2.8 GM
FE12-24mm F2.8 GMは2020年7月8日に発表されたばかりのソニーの最新レンズです。
最大の特徴はαレンズ史上最大径の最前面レンズを採用することで、広角端12mmスタートでF2.8通しを実現したことです。
APS-Cモードやスーパー35mmで撮影する場合、18-36mmとして使えるので、動画撮影や、APS-Cモードの場合、FE12-24mmのほうがFE-16-35mmよりも使い勝手がよさそうです。
超広角レンズなので、前玉が飛び出しているので通常のフィルターの取り付けはできませんが、シートフィルターフォルダーがリア側についているので、NDフィルターやPLフィルターの取り付けが可能です。
2020年8月7日発売予定です。
SONY FE 16-35mm F2.8 GM
FE16-35mm F2.8 GMは望遠端が35mm迄カバーする為、最も汎用性の高いレンズです。
24,28,35mmといった、風景撮影でよく使う画角をレンズ交換なしで撮影できるのは風景撮影時に非常に役立ちます。
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DNは光学系はLマウントと共用なのでEマウント専用ではありませんが、ミラーレス専用に設計されたレンズであることには変わり有りません。
SIGMAの一眼レフ用の14-24mm F2.8 DG HSMと比べてなんと355gも軽量化されています。
シグマのArtシリーズらしい、キリッとした写りが特徴で、シートフィルターホルダーが後玉側についているのでシートフィルターがそのまま取り付けられるのも大きなメリットです。
TAMRON 17-28mm F2.8 Di Ⅲ RXD
TAMRON 17-28mm F2.8 Di Ⅲ RXDは、タムロンのEマウント用大三元シリーズの一本です。他のタムロンのEマウント用大三元シリーズと同様、他とは一線を画す独特な焦点距離とすることで、420gと4機種の中でも圧倒的に小型・軽量化を実現しています。
また、コストパフォーマンスにもすぐれ、実売でソニーのGMレンズより10万円以上、シグマと比べても安価です。
さらにタムロンのEマウント用レンズはフィルター径が67mmと統一されているので、フィルターを共用することができ、コストパフォーマンスの向上にさらに貢献しています。
スペックの比較
SONY FE 12-24mm F2.8 GM | SONY FE 16-35 F2.8 GM | SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | TAMRON 17-28mm F2.8 Di Ⅲ RXD | |
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焦点距離 | 12-24mm | 16-35mm | 14-24mm | 17-28mm |
最短撮影距離 | 0.28m | 0.28m | 0.28m | 0.19m(ワイド側) 0.26m(テレ側) |
フィルター径 | 後玉にシートフィルタを 取り付け可能 | 82mm | 後玉にシートフィルタを 取り付け可能 | 67mm |
手ぶれ補正 | なし | なし | なし | なし |
外形寸法 | 97.6×137mm | 88.5×121.6mm | 85×131mm | 73mm×99mm |
質量 | 847g | 680g | 795g | 420g |
まとめ
Eマウント用にの超広角レンズも一気に充実してきました。
そして4種類とも個性があるので、皆様にとってぴったりな1本が見つかれば幸いです!