宝徳寺

宝徳寺で床もみじに風鈴。季節折々の撮影を楽しむことのできる撮影スポット

本稿のスポットについては平年のデータを記載しています。新型コロナウイルスの影響で営業時間、定休日・サービス内容等が変更になっている可能性があります。お出かけ前に該当スポットの運営者等へ必ずご確認ください。

群馬県桐生市の宝徳寺は関東では珍しい「床もみじ」を楽しむことの出来る寺として、報道ステーション等で中継されたこともあり、紅葉の時期にはカメラマンのみならず多くの観光客が訪れます。

その華やかで幻想的な光景は一度は撮影してみたいものです。

しかし、宝徳寺の被写体としての魅力は秋だけではありません。

春から夏の新緑や深緑の「床もみじ」や、涼し気な「風鈴まつり」、絵本の主人公のような可愛らしい「お地蔵さん」と季節ごとに撮影してみたい被写体がめじろ押しです。

今回はそんな宝徳寺の季節ごとの魅力をご紹介いたします。

宝徳寺とは?

宝徳寺

宝徳寺は臨済宗建長寺派に属する禅寺で、桐生地域の領主であった、桐生佐野正綱により室町時代の宝徳年間(1450年頃)に創建されました。

当時は桐生城の裏手に位置し、桐生城の守る要害としての機能もありました。

天正元年(1573年)に桐生佐野家が滅びると荒廃しましたが、地域住民の尽力により、江戸時代中期には宝徳寺より、本山建長寺の管長を出すまでに隆盛しました。

現在も桐生の名刹として、地域の人々親しまれているのと共に、「床もみじ」をはじめ見どころの多い観光スポットとしても注目され、多くの参拝客が訪れています。

床もみじとは?

そもそも床もみじとは、庭の紅葉が、綺麗に磨き上げられた本堂の床に映るリフレクションの一種です。

宝徳寺の床もみじは28畳余りの本堂の床に、庭のもみじと、周辺の山々も映り、和の雰囲気がする風景が幻想的に映り込みます。

リフレクションを上手く撮るコツは床スレスレまでカメラを下げ、極力ローアングルでカメラを構えることです。

熱の入った方は寝そべって撮影している人もいます。

また「床もみじ」とは、通常紅葉を指しますが、宝徳寺では新緑や深緑の季節も、秋とは一味違う、春及び夏の「床もみじ」の特別公開を実施しています。

春の床もみじ

春の床もみじ

「春の床もみじの特別公開」は例年ゴールデンウイークを挟み公開されます。

鮮やかな若葉の緑は、生命の力強さに満ちた写真を撮影することができます。

またこの時期は、境内の500本あまりのぼたんも満開になり、こちらも合わせて撮影できます。

宝徳寺での「床もみじ」の撮影は、日が昇りきらない午前中の早い時間は、逆光になり、映り込みが弱くなります。

春の時期は秋シーズンより日が長く10時以降なら閉館までベストタイムになります。

しかし閉館直前ですと、並んでいる方が多いと、入場できないこともありますので、早めに着いて様子をみながら行動した方がいいでしょう。

春のライトアップ

春のライトアップ

「春の床もみじの特別公開」期間はライトアップも行われる日もあります。

闇に浮かぶが新緑が本堂の床に映る光景は、荘厳ささえ感じます。

また枯山水の庭も禅寺らしい「侘び寂び」の世界を醸し出しています。

スケジュール

19:00~より20分毎に4組。

各組20名予約制 見学時間15分 18歳未満同行者がいても不可

風鈴まつり

風鈴まつり

夏のイベントとして2019年より風鈴まつりが開催されています。

開催時期は7月1日~9月上旬になります。

期間中長さ20メートルの木枠のトンネルが境内に作られ、色とりどりの2,000個あまりの風鈴が涼しげな音色を響かせています。

まつりの期間中には「夏の床もみじの特別公開」を行う日もあり、本堂にも風鈴が飾られ、深緑と共に床に映り込むコラボも撮影できます。

この光景を撮影できるのは、この時期の宝徳寺のみでしょう。

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風鈴

浴衣ポートレートもおすすめ

浴衣

家族連れ、カップル、カメラ女子なら折角の風鈴まつり、浴衣で出かけ、浴衣ポートレート等はいかがでしょうか?

きっと思い出に残る素敵な写真が撮れるはずです。

バス利用の場合でも宝徳寺はバス停からも近いので草履でも安心です。

一番の撮影スポットは、上の写真の風鈴のトンネル付近です。

また、入場者には短冊が配られ、願い事を書き、風鈴に付けることができます。そんなシーンも思い出に残る写真を撮れると思います。

秋の床もみじ

床もみじ-秋

「秋の床もみじの特別公開」は例年10月20日頃の土曜日から11月の最終日曜まで公開されます。一番の見ごろは例年11月中旬頃になります。

そして「床もみじ」が一番美しく映り込む時間帯は、春より日が昇る時間が遅くなりますので11:00~15:00頃になります。

今や人気の紅葉スポットですので、ツアーバスも訪れ、最盛期の休日は混み合いますので、時間に余裕を持って行動しましょう。時間ある方なら平日の午後が比較的すいている傾向にあるようです。

また関東百名山でもある鳴神山の紅葉も境内より見ることができ、赤や黄色に彩られた風景は「紅葉浄土」の世界と言われています。

秋のライトアップ

ライトアップ-秋

「秋の床もみじの特別公開」もライトアップを実施する日もあります。

華やかで幻想的な光景を撮ろうと、夜の時間帯も多くのカメラマンが集まります。

スケジュール

10月20日頃~11月10日頃 土日のみ17:30から30分毎 4組

11月中旬以降11月最終日曜日まで 毎日17:00から20分毎 9組

各組20名予約制 見学時間15分 18歳未満同行者がいても不可

その他

お地蔵さん

他に宝徳寺に来たら押さえておきたい撮影スポットは、絵本の主人公のような可愛らしい「お地蔵さん」達です。

なで地蔵、ほほえみ地蔵等境内に数体おり、大人は癒され、子供達には人気者です。

なんとLINEストアにおいてお地蔵様のラインスタンプも販売しています。

豊富な種類の御朱印を頂けるのも宝徳寺の魅力の一つ

宝徳寺の御朱印はお地蔵さんをモチーフにしたイラスト風や、季節を感じる月替わり御朱印等、種類が豊富です。

基本火・金は受け付けは休みなり、床もみじの特別公開や風鈴まつりの期間は対応が異なりますので公式ホームページを確認ください。

スポットデータ

  • 開催日:7月1日~9月上旬 9;00~16:00(受付終了)
  • 住所:群馬県桐生市川内町5丁目1608
  • お問い合わせ:0277-65-9165
  • 公式ホームページ:http://www.houtokuji.jp/index.html

アクセス

公共交通機関

JR桐生駅北口より、おりひめバス川内線で宝徳寺入口下車 20分~25分

北関東自動車道 太田桐生IC・伊勢崎ICより30分 駐車場63台

タクシー

東武鉄道桐生線相老駅または赤城駅よりタクシーで10分~15分 料金¥2,300程度

撮影時の注意点

宝徳寺では「床もみじ」の撮影は可能ですが、本堂内での三脚、一脚の使用、大きな機材の持ち込み、無許可の商用撮影、フラッシュ、ドローンの使用は禁止されています。

昨今、他所では混雑とルールを守れない人達の為に、残念ながら撮影禁止になってしまった所があります。

この貴重な撮影スポットを守る為にも、くれぐれもルールは守り、混雑時は譲り合い、係員の指示に従って撮影を楽しんでください。

また「床もみじ」が見られる本堂には入れるのは、いずれの季節も「特別公開日」のみですので、ライトアップ実施日も含め、確認の上お出かけください。

まとめ

宝徳寺は紅葉の時期はもちろんですが、季節ごとに風光明媚な姿を見ることができます。

さらに禅寺らしい「侘び寂び」の世界を感じる落ち着いた雰囲気もあり、訪れるに人々に多様な表情を見せてくれ、撮影スポットに事欠きません。

また「風鈴まつり」や可愛らしい「お地蔵さん」等家族やカップルで訪れても楽しめる所です。

都心からも日帰り可能ですので、一度お出かけになってみてはいかがでしょうか!

 

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主にInstagramでジャンルを問わず写真や動画を載せています。

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